先生から「急性大動脈解離」と病名を告げられ、そのままICUへ移動することになりました。
移動の前に、入院着へ着替え。このときはもう痛み止めのモルヒネが効いていたので、自力での着替えも楽々行うことができました。
モルヒネは麻薬ってだけあって、即効性がある痛み止めなんですね。戦争映画などでも傷ついた兵士が痛み止めのモルヒネを注射されて楽になる姿をよく目にしましたけど。
ほんとうに、痛みがウソのようになくなります。ガチです。
着替え終わり、ICUの準備ができたので、そのまま移動。
心電図モニターと酸素を吸入し、横になりますが、ここにきて痛み止めのモルヒネがキレたのでしょう。
また背中に強烈な痛みが走ります。息を止めて、痛みをのがしていると、また先生がやってきてモルヒネを点滴してくれました。
あとで知ったのですが、急性大動脈解離で運ばれた後も1週間後に突然解離が進んで緊急手術になるなんてことも、よくあるんだそうです。
なので、痛みを我慢して血圧が上がり、状態が悪化するのを防ぐためにも、痛みが治まる3~4日は麻薬(モルヒネ)を入れてでも、血圧が上昇しないようにするのだそうです。
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