大部屋に移動になったその夜。
隣の入院患者さんが、カーテン越しに手を突き出して、何かを探しています。
???なんだろう?
暫く眺めていると、近くにあったテーブルを掴むと、
ズルズルと押して来て、私のベッドの真横にテーブルをつけてきました。
ビックリするやら、ムカつきながらも、テーブルを元の位置に戻したんですが、暫くすると再び、カーテン越しにテーブルを探し出して、押し戻してきます。
看護師さんに尋ねたところ、認知症の人であるということでした。
それなら、仕方ないのかな?という気持ちと、カーテン越しに覗かれていたりしたので、夜中に目の前に立ってたらどうしよう~~なんて、妙な恐怖心を抱いてしまって。
けっこうビクビクしながら眠りました。
何度か、テーブルがベッドサイドに移動されていて、寝返りを打った時に足に激突!ってことがありまして。
すると、その物音で、お隣の方も目を覚ましてしまい、大声で騒ぐんです。
ウトウトしているところに、大声を出されると、ビクッとなって心臓バクバク。
これから、暫くこの状態なのかな~。ちょっとそれはシンドいな~。という感じで一夜を過ごしました。
そして夜中にどうしてもトイレ(大)に行きたくなってしまい。まだベッドの上で用を足さないと行けなかったんですが、看護師さんにお願いして、トイレに行かせてもらいました。
トイレに入り、頑張ってみましたが、あまりイキんでしまうと、血圧が上がってしまうので、心拍モニタの数値を見ながら、少しずつチャレンジ。
うさぎのフンみたいなポロポロしたものが少しだけという成果に終わりました。
早く、トイレも普通のトイレに行きたいな~。
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